熊本大学病院
総合診療科
地域医療・総合診療実践学寄附講座
Message教授あいさつ
熊本大学病院 総合診療科のホームページをご覧いただき、有り難うございます。当科を代表して、ご挨拶申し上げます。
これまで熊本大学病院では、総合診療部門の立ち上げについて色々な試みがありましたが、令和3年(2021年)に内科部門の一つとして新たに総合診療科が設置されました。特定の臓器や疾患群に限定されない、横断的な内科診療を行う役割を担っています。特定機能病院であり高度先進医療を行う大学病院の中で、やや特殊な位置付けですが、どの診療科を受診すればいいのかわからない、様々な訴えや症状の方々の診療をさせていただいています。当科を受診していただくには、かかりつけ医の先生からのご紹介状が必要となりますが、今後、高齢化が進む中で、総合診療科の役割はますます重要になり、社会からのニーズも増えつつあると感じています。
平成30年(2018年)より始まった新しい専門医制度の中では、当科が主宰する総合診療医専門プログラムにより、これまで6名の方々が資格を修得されました。現在、5名の専攻医が総合診療専門医の資格修得を目指し研修中です。プログラムを運営する中では、総合診療医となるために十分な経験を積むことができるよう配慮しています。特に熊本県内の二つの医療機関、くまもと県北病院(玉名市)および天草市立河浦病院(天草市)には、当科の教員が常駐して教育と診療にあたる教育拠点を設置させていただいています。これは受け入れ側の病院、県、および大学病院の三者間協定によるものです。専攻医の教育研修はもとより、医学部学生の教育にも大きな効果をあげています。研究については、現在5名の大学院生を受け入れ、それまでの臨床経験に基づくリサーチクエスチョンに基づき、様々な臨床研究を行っています。
また当科のスタッフは、熊本県からの寄附による、地域医療・総合診療実践学寄附講座、および地域医療支援センターにも所属しています。これらの目的は、総合診療医の育成だけではなく、熊本県医師修学資金貸与学生・医師(いわゆる地域枠学生・医師)のキャリア支援を担っています。本制度の第一期生が、令和5年度末に義務償還の終了を迎えました。いずれの方々も様々な分野の専門医資格を収得され、熊本県内の地域の医療機関で活躍されています。
長い歴史を持つ熊本大学病院の中で、当科は発足して間もない新しい診療科ですが、皆様のご支援を受け、着実に前進し発展しつつあります。この場をお借りして、皆様に感謝申し上げます。私たちは、熊本県内地域はもとより、幅広く社会に貢献していく所存です。今後ともご指導ご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年10月
熊本大学病院
総合診療科 教授 /地域医療支援センター センター長
松井 邦彦
熊本大学病院総合診療科の沿革History
当院総合診療科の沿革としては、2016年4月に地域医療・総合診療実践学寄附講座が改組され、総合診療外来、外来地域支援、熊本県医師修学資金貸与者へのキャリア支援を開始しました。
また、日本専門医機構に総合診療専門研修プログラムが認定されました。
2020年4月に救急・総合診療部の一部が改組、救急外来も担当するようになりました。
2021年3月には内科系診療科として総合診療科が開講され、卒前教育、研修医・専攻医教育に加え、大学院生の指導も行っております。
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201604
地域医療・総合診療実践学寄附講座 改組
・総合診療科外来
・外来地域支援、熊本県医師修学資金貸与者へのキャリア支援
・日本専門医機構 総合診療専門研修プログラム認定 -
202004
救急・総合診療部の一部 改組
・救急外来も担当 -
202112
内科系診療科として総合診療科が開講
・卒前教育、研修医・専攻医教育に加え、大学院生の指導
Mission理念・目的
理念Mission
超高齢社会において増加・多様化する地域の医療ニーズに対応するため、
熊本県内の地域医療に従事する医師を確保し育てていくことにより、
県内の医師不足、医師の地域偏在の解消に貢献する。
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地域医療に従事する医師の確保と育成
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医師不足と地域偏在の解消
-
超高齢社会における地域の医療ニーズに対応
目的Aim
理念達成のために、以下のような取り組みを進めることとする。
- 熊本県内の地域医療に従事する医師の育成・確保
- 将来の地域での勤務を見据えた卒前からの地域医療教育
- 総合診療専門医等の育成に向けて継続的かつ実践的な教育・研究体制の充実
- 地域の医療機関における診療支援
- 地域医療及び総合診療に関する調査・研究
業務内容Action
当「熊本大学病院総合診療科 / 地域医療・総合診療実践学寄附講座」では、主に以下の業務内容を想定して、「熊本大学病院 地域医療支援センター」と密接に協力しながら、活動を行って参る予定です。
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診療
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01熊本県内の地域医療に従事する医師の育成・確保02熊本県内の地域医療機関における診療支援03その他、大学内外で求められる診療ニーズへの対応
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教育
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01卒前における地域医療、総合診療関連の臨床教育02卒後における地域医療、総合診療関連の臨床研修の実施03「総合診療専門医」プログラムの実践とその教育体制の構築
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研究
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01地域医療、総合診療におけるプライマリ・ケア関連の諸研究02医学教育関連、臨床疫学関連の諸研究
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地域貢献
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01地域医療支援センターおよび熊本県等との協議・連携での地域医療体制の構築への協力02県修学資金貸与学生を含め、地域医療に貢献する人材の養成とその支援03その他、地域の要請に応じた各種支援活動(震災復興支援等含む)
Practice Information診療案内
総合診療科ってどんな科?About
総合診療科を知っていますか?
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古くて新しい診療領域
診療科としては、日本専門医機構の基本領域の19番目に新設された、「古くて新しい」診療領域になります。
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診療の幅広さ
専門診療科がその診療の深さに特徴があるのに対して、総合診療科は診療の幅広さが特徴です。
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問題解決を図る診療科
患者中心、全人的に問題解決を図る診療科です。
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包括統合的なアプローチ
疾患だけでなく、その背景も含めて包括統合的なアプローチを行います。
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包括的な診療と健康増進のための総合医療
診断のつかない特殊な疾患だけでなく、一般的な健康問題や心身の健康増進の問題も取り扱います。
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多彩な診療場での実践
外来や地域支援など、多彩な診療の場で実践します。
-
地域の医療機関と連携
地域全体を診るという考え方に基づいて、他の専門診療科、多職種、地域の医療機関と連携します。
外来受診についてOutpatient consultation
このような場合にはご相談ください。
- 身体のどの臓器の問題なのか、明らかでない場合
- 多彩な症状のため、受診する診療科が明らかでない場合
- 他医療機関で診断がつかず、お困りの方
診療の方針として
- 患者さんを、総合的に診療します。必要に応じ、専門診療科をご紹介、近医へのご紹介、あるいは当科で継続して診療します。
- 身体的な問題のみならず、心理的要因、社会的要因の問題がある場合、それぞれの問題に、可能な限り対応する診療を行います。
- 地域の医療機関と連携し、診療に当たります。
ご準備いただきたいものWhat you need
当院は、完全予約制です。かかりつけ医療機関からの紹介状を持参の上、外来予約センターでの予約をお願いします。
ご注意いただきたいことAttention
- 同日の他科への受診や紹介は、急患以外はできかねますので、ご了承ください。
- 当科は、入院病床がございません。
結果的に入院が必要になる場合には、他科もしくは他病院の当該診療科にお願いすることになります。 - 大学病院では、画像検査や機器を用いた特殊な検査は、原則、予約の上に行われるため、検査までに時間を要します。
受診の際には、これまで受けられた検査の結果を、可能な限りお持ちください。
地域を担う総合診療医の育成と地域医療支援Development of general practitioners and support for regional medical care
当科では、日本専門医機構認定の総合診療研修プログラムを運用しています。
医学生や研修医・専攻医の、総合的な診療能力を養成するため、臨床の場で、実習・研修も行っています。
これらを実践していくことで、わたしたちに求められている医療を提供し、人材の育成を行い、地域医療への貢献を目指しています。
医学生や研修医・専攻医が診療に参加する場合には、ご協力をよろしくお願いしたします。
診療のご案内Practice information
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診療場所
外来診療棟 1階−Aブロック
-
診療日
月曜〜金曜
-
お問い合わせ
(受付時間:月〜金 8:30~17:15)
※ただし、祝日および当院の休診日は除きます
予約:096-373-5973
外来:096-373-5553
これまでに取り扱っている症候・疾患Symptoms and Diseases
当科における症候名(頻度順)
以下の表は、2021年4月1日〜2023年3月31日の間に、当科外来で取り扱った頻度の多かった症候を示しています。
当科における診断病名(一部抜粋)
以下は、2021年4月1日〜2023年3月31日までの、当科外来における診断病名を一部掲載しています。
EBウイルス感染症、サイトメガロウイルス感染症、ニューモシスチス肺炎、亜急性感染性心内膜炎、クラミジア感染症、トリコモナス症、亜急性甲状腺炎、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、リウマチ性多発筋痛症、RS3PE症候群、高齢発症関節リウマチ、オスラー病、血管型エーラス・ダンロス症候群、マルファン症候群、遺伝性血管性浮腫、原発性腸リンパ管拡張症、IgG4関連ミクリッツ病、SAPHO症候群、リンパ節サルコイドーシス、ベーチェット病、シェーグレン症候群、クインケ浮腫、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、食道アカラシア、過敏性腸症候群、機能性ディスペプシア、潰瘍性大腸炎、下垂体腫瘍、特発性好酸球増多症候群、多発性骨髄腫、濾胞性リンパ腫、脊椎腫瘍、腎細胞癌、直腸癌、前立腺癌、癌性腹膜炎、成長ホルモン分泌不全症、男性更年期障害、ナルコレプシー、パーキンソン病、筋ジストロフィー、レム睡眠行動障害、周期性嘔吐症、神経性食欲不振症、自閉症スペクトラム障害、全般性不安障害、うつ病、身体症状症、線維筋痛症…
Education教育
卒前
医学部カリキュラムUndergraduate medical curriculum
地域医療・総合診療実践学寄附講座として、2022年度は以下の講義と実習を行いました。
熊本県地域医療支援センターへの依頼があった講義についても協力して行いました。
- 学年
- 科目
- 4年生
-
総合診療学
臨床実習入門
- 5年生
-
特別臨床実習
[総合診療科(選択)]
地域医療総合演習
- 6年生
-
特別臨床実習
[総合診療科(選択)]
地域医療ゼミ・地域医療特別実習Community medicine seminar and practice
夏季地域医療特別実習とは…
夏季地域医療特別実習は、地域医療システム学寄附講座が設置された平成21年度から始まり、地域医療・総合診療実践学寄附講座へと引き継がれ、毎年実施している本講座最大の行事となっています。
その目的は、本講座の設置と同時にスタートした熊本県医師修学資金貸与制度の受給学生に対し、毎月実施している地域医療ゼミの延長として、フィールドワークにおいて実体験することで、地域医療の抱える問題を自ら学び深く理解してもらうことや、地域医療の視点から医療保健分野のみならず、多方面から広く地域を俯瞰して見る視点を養うことです。
更には、将来地域医療に共に従事するであろう、熊本県出身の自治医科大生と友好を育む機会を提供することや、将来の自身の医療者像を考え、地域医療に主体的に関わる動機付けにつながることが期待されます。
R5年度の夏季地域医療特別実習の様子はこちら
地域医療ゼミとは…
熊本県医師修学資金貸与制度を利用している学生に対し、地域医療に関する興味・関心を深めることを目的として、5年生が幹事学生となり学生達で企画した内容を中心に毎月1回開催しているものです。
地域医療ゼミの開催時間
18:00~19:30
年間スケジュール
年 月 | 内容 | |
---|---|---|
令和6年 (2024年) |
4月18日(木) | オリエンテーション(対面) |
5月16日(木) | 学生企画:避難所運営実習(HUG)(オンライン) | |
6月20日(木) | 学生企画:医学科サバイバル CBT/OSCE(オンライン) | |
7月18日(木) | 夏季地域医療特別実習説明 (オンライン) | |
8月13日(火)~14日(水) | 夏季地域医療特別実習 | |
9月19日(木) | 学生企画:シネメデュケーション (対面) | |
10月20日(木) | 地域病院 説明会 └第2、3グループの医療機関より ・阿蘇医療センター ・小国公立病院 ・河浦病院 ・新和病院 ・栖本病院 ・牛深市民病院 ・御所浦診療所 |
|
10月17日(木) | 学生企画:地域枠医師・自治医科大卒医師講演 | |
11月21日(木) | 学生企画:地域医療総合演習の一環で熊大地域枠より提供 | |
12月19日(木) | 学生企画:自治医科大学生企画 | |
令和7年 (2025年) |
1月16日(木) | 学生企画:解剖学びなおし(2年生) |
2 月20日(木) | センター企画:制度とキャリア | |
3月21日(金)(予定) | 追いゼミ・追いコン |
特別臨床実習Clinical clerkship
特別臨床実習(クリクラ:クリニカルクラークシップ)
5年〜6年生
授業の目的
診療チームに参加し、その一員として診療業務を分担しながら医師として最低限必要な医学知識、臨床推論、臨床判断・技能・態度などの能力を身につけることを目標とする。
- 01熊本大学病院
- 02くまもと県北病院
(旧 公立玉名中央病院) - 03天草市立河浦病院
各医療機関の学生受け入れ人数
-
施設名
- 2018-
2019 - 2019-
2020 - 2020-
2021 - 2021-
2022 - 2022-
2023 - 2023-
2024 -
計
- 熊本大学病院
-
5
-
4
-
7
-
5
-
5
-
11
-
37
- くまもと県北病院
-
6
-
18
-
17
-
28
-
36
-
26
-
131
- 天草市立河浦病院
-
ー
-
ー
-
ー
-
2
-
6
-
7
-
15
- 合計
-
11
-
22
-
24
-
35
-
47
-
44
-
183
特別臨床実習:総合診療科(選択)Clinical clerkship:General medicine
この「総合診療科」実習は、医学部のカリキュラムのひとつであり、総合診療科が支援しているものです。くまもと県北教育拠点と河浦教育拠点を中心に、3週間の実習を行っています。毎年、大学病院及びくまもと県北教育拠点、河浦教育拠点の3か所で実習を実施しています。
各病院のスケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
1週目 | 病棟回診 | モーニングレクチャー | プライマリケアレクチャー | 病棟回診 | 病棟回診 |
外来研修(小山) | 病棟回診 | 病棟回診 | 外来研修(田宮) | 外来研修(中村) | |
外来レビュー | 外来研修(小山) | 外来研修(田宮) | 外来レビュー | 外来レビュー/各種講義 | |
病棟研修 | 外来レビュー | 訪問診療(安成or佐藤) | 病棟研修 | 病棟研修 | |
新患カンファレンス | 多職種カンファレンス | 病棟回診 | 緩和ケア回診 | 病棟回診 | |
自己研修 | 病棟回診 | 振り返り | 振り返り | 週間振り返り | |
振り返り | 自己研修 | 自己研修 | 自己研修 | ||
自己研修 | |||||
2週目 | 病棟回診 | モーニングレクチャー | プライマリケアレクチャー | 病棟回診 | 病棟回診 |
外来研修(小山) | 訪問看護 | 病棟回診 | 外来研修(田宮) | 外来研修(中村) | |
外来レビュー | 外来レビュー | 外来研修(武末) | 外来レビュー/各種講義 | 外来レビュー/各種講義 | |
病棟研修 | 多職種カンファレンス | 訪問診療(安成or佐藤) | 病棟研修 | 病棟研修 | |
病棟回診 | 病棟回診 | 病棟回診 | 緩和ケア回診 | 病棟回診 | |
新患カンファレンス | 振り返り | 振り返り | 振り返り | 週間振り返り | |
自己研修 | 自己研修 | 自己研修 | 自己研修 | 自己研修 | |
3週目 | 病棟回診 | モーニングレクチャー | プライマリケアレクチャー | 病棟回診 | 病棟回診 |
外来研修(小山) | 訪問看護 | 病棟回診 | 外来研修(田宮) | 外来研修(中村) | |
外来レビュー | 外来レビュー | 外来研修(田宮) | 外来レビュー/各種講義 | 外来レビュー | |
病棟研修 | 多職種カンファレンス | 訪問診療(安成or佐藤) | 病棟研修 | 総括 | |
病棟回診 | 病棟回診 | 病棟回診 | ジャーナルクラブ | ||
新患カンファレンス | 振り返り | 振り返り | 自己研修 | ||
自己研修 | 自己研修 | 自己研修 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
8:30~ | 外来研修 | 訪問看護 | 外来研修 | 施設研修 | 内視鏡 |
10:00~ | 外来研修 | ||||
12:00~ | 休憩 | ||||
13:30~ | 施設回診 | 病棟研修 | 訪問リハ | 施設研修 | 訪問診療 |
15:00~ | 多職種カンファ | ||||
16:30~ | 振り返り |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
8:45~9:00 | オリエンテーション(注) | ||||
9:00~13:00 | 外来実習 | ||||
13:00~14:00 | 昼休み | ||||
14:00~16:00 | 外来後実習 | ケースカンファレンス | 外来後実習 | ||
16:00~17:00 | 振り返り |
(注) 実習第1週の初日のみオリエンテーションを行います。
場所:外来棟4F 総合診療科医局
卒後
初期臨床研修Postgraduate clinical training
当講座では、以下の卒後臨床研修プログラムを提供しています。
熊本大学病院卒後臨床研修プログラム自由設計コースの内科研修:総合診療科
熊本大学病院群卒後臨床研修プログラム総合診療・地域医療特化コース
詳細はこちら教育拠点
くまもと県北拠点Education branch in Tamana
活動概要
くまもと県北教育拠点は2015年4月、公立玉名中央病院に地域医療の支援及び地域医療の実践教育を行うべく開設されました。2名の常駐寄附講座教員でのスタートでしたが、2021年3月、玉名地域保健医療センターと合併し、新たに「くまもと県北病院 くまもと県北教育拠点」として移転し、2024年3月現在、指導医4名、総合診療専門医研修の専攻医2名に加え、さらに地域医療・総合診療実践学寄附講座から人的サポートもあり、病院の診療支援および実践的な教育の提供を継続しています。
2023年卒後臨床研修プログラム研修医(基幹型1年次:4名、2年次:8名、協力型:計1名)特別臨場実習(クリニカル・クラークシップ)の「総合診療科」の受け入れも積極的に行っております。地域医療・総合診療実践学寄附講座スタッフは、医学生、初期研修医、専攻医とともに総合診療科として救急外来、一般外来、入院、在宅医療に取り組み、地域の医療を支援しつつ、実践的な教育を行っています。9年経過した現在までに、診療面については救急車不応受率4%を下回り、救急車受け入れ台数も3400台/年以上を維持(いずれも県北地域最高の成績)しております。結果、2023年度も基幹型研修医は比較的高いマッチ率を維持しております。
教育面については、タイ国のメーファールアン大学医学部との教育協力協定を更新し、日本では経験し難いCross border community medicine(国境を越えた地域医療)の研修を当院研修医が国際医療の枠組みで実践可能となりました。
研究面については、学会発表はもとより、くまもと県北病院卒後臨床研修医初となる、筆頭著者での英文誌へのケースレポート執筆も達成しました。くまもと県北教育拠点として、臨床・教育・研究を更に発展的に展開することが期待されます。言うまでもありませんが、当拠点は地域医療において円滑に発展し、行政並びに玉名郡市医師会とも引き続き協力し、常に前進する次第です。
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メーファールアン大学医学部 教育協力協定調印
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タイ国 チェンライのメーファールアン大学病院
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メーファールアン大学医学部 地域医療実習生
活動報告
教育活動:特別臨床実習
熊本大学医学部の1ターム3週間の特別臨床実習(総合診療科 クリニカル・クラークシップ)をくまもと県北教育拠点で受け入れています。本年度も各学生に入院患者の担当を割り当て、それぞれが日常診療業務に医療スタッフの一員として診療に参加し、診療の中から自らのクリニカルクエスチョンを見出し、これに基づいた論文検索から担当患者への適応までを期間内で実践することとし、学習成果の発表を抄読会形式で実施し、評価の場としております。
また、教育協力協定を締結しているメーファールアン大学医学部学生5名の地域医療研修も受け入れ、日本の医療制度における地域医療を学ぶ機会を提供しました。この取り組みについては、実習生から医師としての役割のみならず、地域全体の健康維持の視点で、様々な役割を果たす職種としての新たな視野をえるいい機会になったとの評価を得ております。このことについては、2023年10月に開催されたWONCA(世界家庭医機構)国際学会で報告しております。
一方で、くまもと県北教育拠点責任者で総合診療科部長の小山先生が、教育拠点での成果を基に、2023年4月から熊本県医療政策課に熊本県へき地医療支援機構 専任担当官として着任されました。これに伴い、教育対象を県北地域から熊本県全土に広げ、特に自治医科大学医学部学生及び卒業医師の教育支援に取り組んでおります。
今後、熊本県地域医療発展のため、多くの視点、広い視野、俯瞰して見る/診る視点の高さを追求し続け、多くの医学生が満足できる地域での医学教育の環境、質の向上に努めたいと思います。
「ゆっくりだけど、確実に前進」
救急外来に設置された安全キャビネットとLAMP機器
教育活動:初期臨床研修(総合診療科研修)
2023年度はくまもと県北病院の基幹型研修プログラムに4名の研修医がマッチし、基幹型2年次8名と国立熊本医療センタープライマリケアコースの協力型として1名、計14名の初期臨床研修医(研修医)を受け入れました。くまもと県北教育拠点は、総合診療科研修および地域医療研修を担当し、指導を行いました。
まず総合診療科研修で研修医は、外来・入院・訪問診療を研修し、自らが診療の始めから終わりまでを一貫して実践し、研修医中心の参加型研修を実践しました。研修医は患者を「主治医」として担当し、指導医との連携の中で中心的な役割を担います。この事で、研修医からは「自分の患者」という意識が芽生え、責任感と医師になったことの実感が得られたとの評価を得ています。
結果、2024年度の基幹型卒後臨床研修医は6名マッチを達成しました。
くまもと県北拠点における週間スケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
1週 │ 2週 |
7:30 | プライマリケアレクチャー | ||||
8:00 | 救急合同カンファ | モーニングレクチャー | プレゼン研修 | |||
8:30 | 医局ミーティング/総合診療科入院患者棟回診 | |||||
9:00 | 外来研修 | 外来研修or訪問看護 | 外来研修 | 外来研修or訪問看護 | 外来研修 | |
13:30 | 外来レビュー | 外来レビュー | 訪問診療 or 緩和ケア回診 (不定期) or 病棟研修 |
外来レビュー/各種講義 | 外来レビュー | |
15:00 | 病棟研修 | リエゾンカンファ | 病棟研修 | 病棟研修 | ||
16:30 | 新患カンファレンス | 病棟研修 | 皮膚科合同カンファ | |||
17:00 | 振り返り | 週間振り返り | ||||
17:30 | 自己研修 | |||||
3週 | 7:30 | プライマリケアレクチャー | ||||
8:00 | 救急合同カンファ | モーニングレクチャー | プレゼン研修 | |||
8:30 | 医局ミーティング/総合診療科入院患者棟回診 | |||||
9:00 | 外来研修 | 外来研修or訪問看護 | 外来研修 | 外来研修or訪問看護 | 外来研修 | |
13:30 | 外来レビュー | 外来レビュー | 訪問診療 or 緩和ケア回診 (不定期) or 病棟研修 |
外来レビュー/各種講義 | 外来レビュー | |
15:00 | 病棟研修 | リエゾンカンファ | 病棟研修 | 病棟研修 | ||
16:30 | 新患カンファレンス | 病棟研修 | TMEC | 皮膚科合同カンファ | ||
17:00 | 振り返り | 週間振り返り | ||||
17:30 | 自己研修 |
モーニングレクチャー
-
モーニングレクチャーとは…
各診療科、部署のエキスパートから実践に即した知識や技術を学ぶ場です。写真は、眼科医による眼底鏡の使い方指導の風景です。
指導は医師に限らず、様々な職種のスタッフに協力していただき、幅広いテーマの研修が可能となっています。
講演会・セミナー
コロナ感染症が5類感染症に社会的には移行され、多くの学会が対面式に切り替わりました。これに伴い、「日本病院総合診療医学会九州地方会」「有明地区研修医合同カンファレンス」「日本プライマリ・ケア連合学会九州地方会」が現地開催され、初期研修2年次の水野航佑先生が症例発表を行いました。
総合診療専門医(専攻医)研修
くまもと県北教育拠点およびくまもと県北病院では、熊本大学病院 総合診療専門医研修プログラムの「総合診療Ⅱ」、「内科研修」、「小児科研修」および「救急研修」を実施しております。2023年4月から、本プログラム2期生で、家庭医療専門医の中村孝典先生が教育医長として着任されました。プログラム出身者ならではの専攻医目線の研修を実践が可能となり、新たな取り組みを模索しております。
教育拠点として、常に前進し続け、地域医療を担う新たな人材育成を今後も担っていく所存です。昨今話題の医師の働き方改革にも対応し、専攻医の身体的・精神的負担を軽減するシステムの構築と総合診療専門医研修プログラムへのリクルートは重要になっています。その様な中、2024年度からは1名の新しい専攻医を迎えることになり、今後の更なる発展が期待されます。
診療
くまもと県北病院で、総合診療科での外来および入院診療を行っています。また、他診療科からの相談(院内コンサルテーション)や救急診療にも携わりました。
総合診療科での診療に当たり、くまもと県北教育拠点に常駐する指導医5名(内科専門医・指導医、プライマリ・ケア認定医・指導医、病院総合診療認定医・指導医、リウマチ専門医、総合診療専門医、家庭医療専門医、血液内科専門医)の他、研修医、地域医療・総合診療実践学寄附講座の教員も外来診療、救急医療に携わりました。
- 月
- 火
- 水
- 木
- 金
-
佐藤
-
中村
-
小山
-
小山
-
中村
-
田添
-
足立
-
田添
-
足立
-
田添
-
松井
-
大里
-
佐藤
(午後) -
小山
(午後) -
小山
(午後) -
佐藤
(午後)
年間診療報告
-
玉名拠点開設から8年目となりますが、医学生、初期研修医、専攻医および地域医療・総合診療実践学寄附講座スタッフがチームを形成し、総合診療科外来として外来診療および他診療科からのコンサルト対応を行うとともに、平日の救急外来を担っています。コロナ禍で受診控えの受診患者数が減少する中でも、入院患者数は徐々に増加傾向にあります。
また、救急診療では受入件数もくまもと県北地域最多を維持しており、不応需率も低い値で推移しています。 -
2023年度 研修医 全13名
くまもと県北病院基幹型:12名(1年次:4名、2年次:8名)
熊本医療センター:1名(2年次)
河浦拠点Education branch in Kawaura
活動概要
河浦教育拠点は2021年4月に設置されました。過疎地域の小規模病院におけるプライマリケアタイプの教育拠点です。地域医療を行っていく中で、実践的なレジデント教育を行っており、現在もレジデント1名が研鑽を積んでいます。また、熊本大学医学部よりクリクラ学生を受け入れています。
活動報告
教育活動:学生
熊本大学の特別臨床実習(クリニカルクラークシップ)「地域医療」「総合診療」枠で1ターム3週間の実習を受け入れています。
「総合診療」枠も、僻地のプライマリケアとしての実習を行っています。今年度から本格的に、院外での実習をスタートしました。社会福祉協議会、地域包括支援センターでの実習を取り入れることで、医療だけでなく介護、福祉との連携を学んでもらっており、おおむね学生からも好評です。また、地域の方との交流として、時期が合えば農作業や釣りなども経験してもらいました。
教育活動:初期研修医地域医療研修
赤十字熊本病院より1か月ずつ3名の研修医が派遣されました。2次医療機関とは違う、限られた資源の中での外来診療、入院診療、そして在宅診療を経験してもらい、それぞれにフィールドの違いによる仕事の視野の違いを感じてもらいました。また、この地域だからこその歴史遺産見学や陶器見学、釣りなども体験してもらっています。
教育活動:後期研修
6月末でレジデントが当院での研修を終え、7月より新たなレジデントが赴任しました。年度途中からの赴任のため、なかなか外来患者数が少ない状態でスタートしましたが、来年度も在籍予定であるため、徐々に外来患者が増えてきており、外来研修がより充実していくと思います。病棟診療、訪問診療もじゅうぶんに研修しています。また、院内外での多職種教育や地域活動、地域住民向けのヘルスプロモーション活動なども積極的に取り組んでもらっています。
外来担当一覧等
- 月
- 火
- 水
- 木
- 金
-
鶴田
(初診+再診) -
鶴田
(初診+再診) -
鶴田
(初診+再診) -
下地
(初診+再診) -
下地
(初診+再診)
年間診療報告
総合診療科としての外来患者数は、昨年からすると微増しています。病院全体では患者数が減っていることから、地域への貢献度は上がっていると考えられます。
レジデントは年度途中での赴任となったため、定期通院患者数がなかなか伸び悩んでいますが、今春の他科の医師の転勤等により、2024年度は慢性期患者の定期通院を増やすことが出来ると見込まれ、より研修が充実するものと考えます。
また、天草市高浜町にある巡回診療所についても、2024年度から前任の医師から引き継ぎ当科レジデントがメインで関わってもらうことになりました。無医地区の外来診療のみならず、診療所の運営、地域や行政との関り等も学ぶ絶好の機会だと期待しています。場合によっては、今後、ローテートするレジデントにとって、この巡回診療が一番の河浦病院での魅力になるかもしれません。
このほか、訪問診療数は大幅に増加しており、徐々に地域への周知が広まり、ここ1年で依頼が増えてきたためと考えています。総合診療科として、地域のニーズに答えることができている事例だと思います。
セミナー
住民向け講座
- 月日
- 行事
- 6月26日
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久留ひまわり講話
- 9月13日
-
上津留老人会講話
- 10月4日
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﨑津コミセン講話
- 10月18日
-
こつこつ会講話
- 11月8日
-
倉田いきいき会講話
- 11月15日
-
白木河内老人会講話
- 11月29日
-
笑〇クラブ講話
- 12月13日
-
2025会講話
- 3月14日
-
下津留老人会講話
- 3月20日
-
天草郡市医師会住民公開講座
地域の祭への参加
- 月日
- 行事
- 7月16日
-
虫追い祭
- 3月30日
-
一町田さくら祭
院内外勉強会(運営または講師等を行ったもの)
- 月日
- 行事
- 7月18日
-
国診協若手の会勉強会「人生会議」
- 9月27日
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院内多職種勉強会「BLS」
- 10月13日
-
循環器科合同勉強会「河浦病院と循環器科との連携」
- 10月25日
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院内多職種勉強会「ACLS①」
- 11月13日
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国診協若手の会勉強会「マルチモビディティ」
- 12月20日
-
院内多職種勉強会「ACLS②」
- 1月20日
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のさりの島天草の地域医療教育セミナー「天草における地域医療での医師養成の現状と課題」
- 1月24日
-
院内多職種勉強会「院内トリアージ」
- 1月24日
-
しきちの会勉強会「社会的処方」など
- 2月5日
-
他院との合同勉強会「僻地での在宅医療」
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天草郡市医師会住民公開講座
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地域の祭に参加
-
院内勉強会の様子
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地域住民向け講話
-
学生実習の様子
スタッフから一言
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河浦病院に赴任して3年目になりました。河浦拠点が動き出して以降、はじめてレジデントの入れ替わりがありましたが、それぞれのレジデントに合わせて教育を行うことができました。それぞれのレジデントも無理なく楽しんで河浦での生活を過ごせていたようなので、その点ではよかったと思います。
さて、河浦病院での総合診療科の活動としては、昨年に比べ、社会的にコロナ禍が薄れてきたこともあり、地域活動ができるようになってきたことで、活動の幅を広げられていると思います。地域住民向けの講話、地域の医療・介護・福祉の多職種との協議の場や勉強会、地域の祭への参加、ボランティア活動、地域の方との釣り等、以前よりレジデントや学生にも経験してもらえるようになりました。地域活動ができるようになってきたからこそ、その楽しさ、やりがい、大変さを改めて実感し、僻地だからこそ地域で生きていくことの楽しさを自分自身も改めて感じています。天草や、天草に似たような僻地での仕事の楽しさ、僻地での暮らしの楽しさを学生や若手医師、若手多職種にさらに伝えていきたいと考えています。そのためにも、今後も学生やレジデントの天草地域(特に河浦)への派遣や宣伝をどうぞよろしくお願いいたします。
今後も自分たちが地域へ浸透していき、より一層、地域の街づくりの一員となれるよう、頑張っていこうと思います。
Community Healthcare地域医療支援
地域医療支援Community healthcare support
大学病院においては、「総合診療科」の外来診療を月曜日から金曜日まで実施し、専門診療科以外の受診を目的とした初診患者を中心に診療を行っております。また、大学病院の救急外来診療等も担当しております。
その他の熊本県内の医師が不足している病院に対し、県からの要請に基づき、診療支援活動を行っております。
大学病院 総合診療科外来
- 月
- 火
- 水
- 木
- 金
-
荒木
-
松井/堤
-
髙栁
-
佐土原
-
北村
学外診療支援
- 医師
- 診療場所
- 松井
-
くまもと県北病院(週1回)
- 荒木
-
上天草総合病院(週1回)
有明医療センター(週1回)
- 佐土原
-
阿蘇医療センター(週1回)
- 髙栁
-
上天草総合病院(週1回)
御所浦診療所(週1回)
- 堤
-
そよう病院(週1回)
- 北村
-
そよう病院(週1回)
くまもと県北病院(週1回)
Research研究
本学では、医学系研究に協力して下さる方々(以下研究対象者)の利益と安全を守り、安心して研究に参加していただくように心がけております。こちらに記載されている研究については、既存の研究の目的のため収集・保存された試料・情報を用いる研究で、直接研究対象者からインフォームド・コンセントを取得することが困難であるため、情報公開をさせていただいております。
こちらの文書は研究対象者の皆様に、情報公開をするとともに、研究参加を拒否または同意撤回の機会を保障する為のものになります。なお、研究参加を拒否または同意撤回されても一切の不利益はないことを明記させていただきます。
研究内容Research topic
受付番号 | 研究の名称 | 研究責任者 | 研究期間 |
---|---|---|---|
倫理第1547号 | 地域医療研修による研修医のレジリエンスの変化に関する質的研究 | 佐土原 道人 | 2018年8月20日~2025年3月31日 |
倫理第1572号 | 働き方改革のためのホスピタリスト・システムの導入に対し、米国で働く日本人のホスピタリストはどのような見方をしているか? | 佐土原 道人 | 2018年9月20日~2025年3月31日 |
倫理第1732号 | 地域医療研修による研修医のレジリエンスの変化に関するアンケート調査 | 佐土原 道人 | 2019年6月21日~2025年3月31日 |
倫理第1532号 | 研修医のストレスに関する実態調査 | 佐土原 道人 | 2018年7月20日~2025年3月31日 |
倫理第2883号 | 研究倫理と公正に係る患者・市民参画(PPI)に関する質的研究 | 佐土原 道人 | 2023年12月15日~2025年7月31日 |
倫理第2877号 | ポストコロナの地域医療特別実習の教育的効果とコミュニティへの視点に関する研究 | 佐土原 道人 | 2023年11月22日~2025年3月31日 |
倫理第2874号 | 軽症・中等症として入院したCOVID-19患者における入院長期化の関連因子 | 北村 泰斗 | 2023年12月15日~2029年3月31日 |
Staffスタッフ紹介
教員Teacher and Medical advisor
-
総合診療科教授
地域医療支援センター センター長松井 邦彦
専門:
総合診療、一般内科、臨床疫学
資格:
日本専門医機構総合診療専門研修特任指導医
日本内科学会指導医・認定医・総合内科専門医
日本循環器学会専門医
-
地域医療・総合診療実践学寄附講座 特任准教授
地域医療支援センター 副センター長荒木 智
専門:
一般内科、循環器内科
資格:
日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本循環器学会認定循環器専門医
難病指定医
-
地域医療・総合診療実践学寄附講座 特任助教
佐土原 道人
専門:
総合診療、総合内科
資格:
日本専門医機構総合診療専門研修特任指導医
日本内科学会指導医・認定医・総合内科専門医
日本病院総合診療医学会指導医・認定医
日本医師会認定産業医
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地域医療支援センター 特任助教
髙栁 宏史
専門:
総合診療、家庭医療
資格:
日本専門医機構 総合診療専門医・指導医
日本プライマリ・ケア連合学会指導医・認定医・認定家庭医療専門医
日本医師会認定産業医
-
地域医療支援センター 特任助教
堤 龍子
専門:
総合診療、一般内科
資格:
日本内科学会認定医
-
地域医療・総合診療実践学寄附講座 特任助教
北村 泰斗
専門:
総合診療
資格:
日本専門医機構総合診療専門医
-
指導医(くまもと県北教育拠点)
田宮 貞宏
専門:
総合診療、内科全般、血液疾患、膠原病、緩和医療
資格:
医学博士
日本内科学会認定医・総合内科専門医・教育施設指導医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医
日本リウマチ学会リウマチ専門医
-
指導医(くまもと県北教育拠点)
小山 耕太
専門:
総合診療、内科全般、感染症
資格:
医学博士
日本専門医機構 総合診療専門医・指導医
日本内科学会認定医・総合内科専門医・教育施設指導医
日本病院総合診療医学会認定医・特任指導医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医
ICD(インフェクションコントロールドクター)
-
地域医療・総合診療実践学寄附講座 特任助教(くまもと県北病院)
中村 孝典
専門:
総合診療、総合内科、家庭医療
資格:
日本内科学会認定医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・家庭医療専門医
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地域医療・総合診療実践学寄附講座 特任助教(河浦教育拠点)
鶴田 真三
専門:
総合診療、家庭医療
資格:
日本専門医機構 総合診療専門医・指導医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・家庭医療専門医・指導医
指導スタッフMedical staff
-
客員教授(在アンゴラ日本国大使館 参事官(医務官兼務))
高橋 理
専門:
総合診療、一般内科、臨床疫学
資格:
日本内科学会総合内科専門医
社会医学系指導医・専門医
-
客員研究員(御所浦診療所)
古賀 義規
専門:
総合診療、家庭医療
資格:
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医
-
客員研究員(小国公立病院)
片岡 恵一郎
専門:
循環器内科
資格:
医学博士
-
客員研究員(松本内科眼科)
松本 朋樹
専門:
総合診療
資格:
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・家庭医療専門医・指導医
日本在宅医療専門医
協力難病指定医
-
大学院生
武末 真希子
専門:
総合診療、家庭医療
資格:
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・家庭医療専門医
日本内科学会認定医・総合内科専門医
-
大学院生(医員)
松田 圭史
専門:
総合診療、家庭医療
資格:
日本専門医機構 総合診療専門医・指導医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医・家庭医療専門医
-
非常勤診療医師(熊本赤十字病院)
平賀 円
専門:
総合診療
資格:
日本専門医機構総合診療専門研修特任指導医
日本専門医機構総合診療専門医
-
上級医(国立熊本医療センター)
久保崎 順子
専門:
総合診療
資格:
日本専門医機構総合診療専門医
-
上級医(湯島へき地診療所)
空田 健一
専門:
総合診療
資格:
日本専門医機構総合診療専門医
-
上級医(多良木病院)
永田 洋介
専門:
総合診療、内科全般
資格:
日本専門医機構総合診療専門医
-
上級医(そよう病院)
早川 香菜美
専門:
総合診療、在宅緩和医療
資格:
日本専門医機構総合診療専門医
-
非常勤診療医師(阿蘇医療センター)
松岡 隼平
専門:
総合診療
資格:
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-
上級医(河浦病院)
下地 徹
専門:
総合診療
資格:
-
専攻医Senior resident
-
専攻医
本田 宏介
専門:
-
資格:
-
-
専攻医
西富 友哉
専門:
-
資格:
-
-
専攻医
足立 瑛彦
専門:
-
資格:
-
-
専攻医
田添 英典
専門:
-
資格:
-
-
専攻医
藤本 千里
専門:
-
資格:
-